皆さんこんにちは!坂口です。
新学期が始まり部活動も新チームでスタートし、学生さんにとって勢いのある時期ですね。
そこで今回はスポーツで起こりえる怪我についてお話ししようと思います!!
スポーツで起こりえる怪我は
運動している時に大きな力が急激に加わることで起きる怪我(外傷)
例:足関節などの捻挫・脱臼・肉離れなど
と
運動によって使い過ぎたり(オーバーユース)、繰り返し関節、靭帯、腱や骨に過度の負担が加わることで痛みを引き起こす怪我(障害)
例:オスグットシュラッター病・リトルリーガーズショルダーなど
があります。
今回は外傷時の応急処置についてお伝えします!
今までは応急処置といえばRICE処置と言われていましたが、必要以上の安静は早期復帰に悪影響を及ぼすことが分かってきた為、最近では「PОLICE処置」と言われています。
P・・・protection(保護)
ОL・・optimal loading(適切な負荷)
I・・・ice(冷却)
C・・・compression(圧迫)
E・・・elevation(挙上)
(上の写真:圧迫・保護 下の写真:冷却・挙上)
適切な負荷を早期から行うことにより、筋肉の萎縮を予防し、組織修復の質を改善することが期待されます。ただ、症状に合わせて負荷をかけていくので、自己判断で負荷をかけていくのは反対に回復を遅らせることになりますので、専門の方の指示のもと行うようにしてください。
もし運動している時に怪我をしてしまったら、まずはしっかり冷やす事。そして、早めに整形外科や整骨院を受診してください。
次回はスポーツ障害についてお話ししたいと思います!