こんにちは!坂口です(^▽^)/
日中はまだ暑い日もありますが、朝晩はだいぶ涼しくなってきましたね!
個人的には、10月はお出掛け予定がいっぱいあるので楽しみです♪
では、前回の続きになります。
レイトコッキング期から減速・フォロースルー期の投球動作での加わるストレスと起こりうる怪我は下記の通りです。
(正直、細かく分かれていてややこしいので何となくこんな怪我があるんだなくらいで思って頂けたらと思います(;’∀’))
レイトコッキング期では、
・肩関節前方→前方関節包、上腕二頭筋腱への伸長ストレスにより「上腕二頭筋長頭腱炎」
・肩関節上方→肩峰と上腕骨の衝突により「肩峰下インピンジメント」「腱板損傷」/関節唇への捻転力により「SLAP損傷」
・肩関節後方→関節窩と上腕骨頭の衝突により「インターナルインピンジメント」
加速期では、
・肩関節前方→結節間溝と上腕二頭筋腱の摩擦と捻転力により「上腕二頭筋腱炎」
・肩関節上方→腱板、関節唇への捻転力により「腱板損傷」「SLAP損傷」/肩峰、上腕骨頭の圧迫と摩擦により「肩峰下インピンジメント」「腱板損傷」
減速・フォロースルー期では、
・肩関節前方から側方→骨端線への牽引力と捻転力により「上腕骨近位骨端線離開」
・肩関節後方→棘下筋の遠心性収縮により「棘下筋腱炎」
このように投球動作は肩関節への負担がかなりかかるため、少しでも痛みがある場合は、無理をせず、整形外科や整骨院への早めの受診をよろしくお願いいたします。
次回は、治療法についてお話していきます。