こんにちは!坂口です。
今回は、腸脛靭帯炎(ランナーズニー)についてお話します!!
腸脛靭帯炎とは、ランニング中やランニング前後の膝の曲げ伸ばし運動を繰り返すことによって大腿骨外顆の部分で腸脛靭帯が何度も擦られ炎症を起こし、膝の外側に痛みが起こる症状です。
※右の大腿骨と腸脛靭帯の交錯する部分です。
原因としては
・オーバーユース
→走る距離を急に伸ばした、坂道ダッシュの練習をした、アスファルトやコンクリートの上を長く走ったなど。
・フォーム不良
→О脚が強い、着地時につま先が外を向いて膝が中に入る(Knee-in・Toe-out)走り方になっている。
・シューズ問題
→かかとの外側がすり減ったシューズを履いている、シューズのサイズが合っていない、シューズの紐を緩めに結んでいるなど。
の3つがあげられます。
軽度の症状では、走り始めに痛みは出るが、走り続けると痛みは消えて普通に走ることが出来ます。
しかし、だんだんと症状が強くなるにつれて、走っている途中で痛みが出たり、
日常生活(階段の上り下りや普通に歩いている時)でも常に痛みがある状態になります。
準備運動をあまりせず、走り出すことで痛みが起こりやすいので、
走る前に準備運動やストレッチを十分に行うこと。
そして、走り終わった後にもストレッチを十分に行い、出来る限りお風呂に入り、筋肉に疲れを残さないようにすることが大切です。
身体をあたため筋肉の血行を良くすることでパフォーマンスを上げ、衝撃吸収力も高まりますので、毎日のケアを行い、ケガの予防につなげていきましょう。